公営斎場でありながら公営斎場のサービスを超えた斎場
PFI方式で運営されている越谷市斎場
越谷市斎場は越谷市、吉川市、松伏町の住民を対象とした斎場です。もともと越谷市には現在のレイクタウンの場所に越谷市斎場がありました。また吉川市にも吉川市火葬場がありました。しかし、施設の老朽化や高齢化していくにつれて施設が手狭になっていくことが予想されたことから2004年に着工し2005年に完成した施設です。斎場の管理運営は越谷市とパートナーシップ契約を結んだ企業が行っています。所有権に関しては越谷市にあるため、越谷市が管理運営を行っている企業からサービスを購入している形になっています。
民間企業が公共サービスを行うことの効果
直接自治体が管理運営を行っていないということは様々な面でのメリットがあります。直接管理運営を行わないことによって自治体のサービスに関するスリム化が行えることがあります。不要なコストの削減を行い、またサービスの向上を行うためには、自治体の職員がそれに対する対応を行うよりも、その特定の業務内容に関する専門家が業務を行った方が円滑にサービスの提供を行うことができるからです。
越谷市斎場の葬儀式場施設
しかし、公共サービスの一環として行われているサービスであるため、利用するためにはその自治体の住民が優先的にサービスを受けられるようなシステムになっています。
越谷市斎場で受けられるサービスは主にみっつあります。ひとつはお通夜や葬式を行うための式場の利用。ふたつめは遺体を荼毘に付すための火葬場の利用。みっつめはペットが亡くなったときにそのペットの火葬を行うためのペット専用の利用です。
式場の利用に関しては先に挙げた二市一町の住民でなければなりません。越谷市斎場には式場が4室あります。どの式場も80名規模で利用可能な葬儀専用の式場です。またそのうちの2室は間の壁を取り払うことによって160名規模の大きなサイズの式場として取り扱うことができます。
越谷市斎場の火葬場
火葬場の利用に関しては二市一町の住民でなくても利用することができます。しかし、住民でない場合には住民割引が適用されないため住民が利用したときの八倍の料金がかかります。住民の方が式場と火葬場を合わせて利用するさいには同敷地内でお通夜から火葬まで行うことができるため、移動にかかる費用が必要ありません。
越谷市、吉川市、松伏町の住民の場合は越谷市斎場を利用してみてはいかがでしょうか。