葬祭に関する施設として必要とされる越谷市斎場

東京のベッドタウンとして発展する埼玉県越谷市

越谷市は東京の都心から北に位置する埼玉県の自治体です。南北に東武鉄道伊勢崎線が走っているため、東京都心までのアクセスが良く、首都圏におけるベッドタウンとして人口が増加していきました。
中川や綾瀬川流域で標高が低いということ、また平地であるため水の流れが悪いということから古くから水害の多い地域でもありました。平地を利用した市街地の開発を行うとともに、河川の氾濫などへの対策として調整池の建設が行われ、その調整池の周辺に越谷レイクタウンが作られました。

これから増加していく65歳以上の人口

都市部に対するベッドタウンであるため、昼の人口よりも夜の人口が多くその割合は1割以上の変化が見られます。また、人口が増加する地域であるため、2000年ごろまで労働人口の増加が増加し続けていました。しかし現在では少しずつ高齢化が進み、他の自治体のように老齢人口が増加しています。現在では40代の人口が全体の中で非常に大きな割合を占めていますが、20年後にはこの層の人口が65歳以上になることが予想されます。
年齢別の人口層が変化すれば、社会や自治体に求められる役割も変化してきます。2010年の段階では65歳以上の人口は全体の5分の1です。しかし2040年には65歳以上の人口の割合が、全人口の3分の1を超えると考えられています。老齢人口が増加することによって介護や保健、また生涯教育や葬祭などにかかる負担が大きくなると考えられています。

自治体のおくやみに関するサービスとしての公営斎場

現行のさまざまな自治体のおくやみに関する公共サービスとしては遺体の衛生的な処理である火葬が一般的なものだと考えられています。多くの自治体ではその住民に対応できる火葬場が設置されています。火葬を行う施設は全国に公営、民間問わず多くありますが、その業務の性質から、公的な機関で行うのが好ましいとされています。そのため多くの自治体ではその自治体そのものが運営する火葬施設、もしくは外郭団体などによって運営されている火葬施設も多くあります。

越谷市、吉川市、松伏町に対応した広域公営斎場越谷市斎場

現在の越谷市の火葬関連施設は越谷市斎場です。越谷市斎場は2005年に供用開始された斎場です。非常に規模の大きな斎場で、その関連地域としては吉川市、松伏町も含めた二市一町です。
14の火葬炉があり、7つの火葬炉で同時に火葬を執り行うことができます。また火葬施設だけでなく、葬祭が可能な式場が4室あります。式場は座席数80の規模の斎場ですので、通常規模の一般葬であれば十分に対応することができます。またそれ以上の規模の葬儀を行う際には、そのうちの二室を合併することによって、160人規模の葬儀式場として利用することもできます。
越谷市斎場は今後増えゆく越谷市の人口に対応するための公的な施設です。関連地域である越谷市、吉川市、松伏町で葬儀をお考えの際には越谷市斎場の利用を検討してみてはいかがでしょうか。