民営斎場にはない特徴を持つ公営斎場

葬儀を執り行うことができる公営斎場もある

公営斎場は公的な火葬もしくは葬儀を行う施設のことです。日本は世界でも有数の火葬大国です。火葬を執り行う施設が官民問わず全国にあり、ほとんどの人が火葬という埋葬の方法を当たり前だと考えて行っています。
また、その火葬率の高さの背景としては火葬を行う施設が十分数あるということがあります。もともとは全国的に民営の火葬施設が多くありましたが、遺体を焼くという業務内容上、公的な機関が行った方が好ましいとされ全国に多くの公営斎場が作られることになりました。また公営斎場は火葬施設だけを指すわけではありません。最近では葬儀を行うための葬儀式場を併設した施設も多くなっています。
公営斎場とは一般的には火葬を行う施設でありますが、中には葬儀式場を併設したものもあるのです。

ほとんどの葬儀式場は民営のもの

葬儀式場に関して言うのであれば、公営のものよりも民間のものの方が多くあります。駅前や住宅地など多くの場所に民営の葬儀式場を見ることができます。民営の葬儀式場で行うのは葬儀のみであるため、火葬施設とは異なり周辺の環境に大きく影響を与えません。また、火葬施設と比較すると酸化する人数が多くなりがちになる施設であるため、交通の便が良い場所が好まれるのです。
一方で公営の斎場の場合、そのほとんどが火葬施設を伴ったものです。そのため周辺環境に考慮して多くの公営斎場が、都心部や住宅地を離れた臨海地域か山間部に作られています。

越谷市東部にある越谷市斎場

越谷市斎場の場合には市内に山間部も臨海地域もありません。越谷市斎場が作られているのは市の東部である松伏地域です。川に囲まれたこの地域は農地や運動施設などが多く、民家が少ないことが特徴です。また臨海地域には自然も多く残っており、公営斎場を建設する用地として松伏地区が選ばれたのです。

自動車を使っての交通のアクセスも抜群

また自動車を使った場合、遠路からでもアクセスしやすい地域でもあります。松伏地区には東埼玉道路の通っている地域でもあり、そうしたバイパス道路を利用することによって簡単に越谷市斎場に行くことができます。またそうした自動車でのアクセスを見込んで、多くの駐車場が用意されています。
郊外にある多くの公営斎場は、自動車で訪れることを想定して作られているため大型の駐車スペースがあることが多いのです。
越谷市斎場には式場施設も併設されています。式場施設には宿泊可能な遺族控室もあるため、お通夜から告別式まで移動せずに行うことができます。また火葬施設も併設されているため、火葬まで全てを執り行うことができるのです。
公営斎場はあまりなじみのないものかもしれません。しかし価格やサービスなども含めて、葬儀を行う際に利用するのもひとつの選択肢ではないでしょうか。