大型葬儀施設の必要性

人口で第五位の県、埼玉

埼玉県と聞くと東京のベッドタウンというイメージが非常に強くあるかもしれません。埼玉県の県民性は、マイペースでのんびりした性格で付き合いやすい人が多いといわれています。謙虚でのんびりした風土で住むにも非常に便利な地域だといわれています。
川が多く多くの自治体に大きな河川が流れていることや「市」の数が全都道府県の中で一番多いという特徴があります。
人口は東京都、神奈川県、大阪府、愛知県に次いで第五位、東京の区部に通いやすく、順調に人口が増加しています。

人口の多くは東京都に近い南側に集中

人口は県庁所在地であるさいたま市を中心に県内の南東部に多く集中しています。その理由としてはやはり東京の存在があるでしょう。
所得の面から埼玉の経済を見てみると、県民所得を見てみると企業所得に関しては上下動しているものの、雇用者報酬に関しては緩やかに上昇しています。所得に関しても人口と同様に全国5位です。
産業別を全国と比較してみると卸売業や小売の割合が高く、情報通信や学術研究、宿泊業や飲食サービス業などの割合が低くなっています。

特に南部地域は東京都の結びつきが大きい

産業などから見てみると、埼玉県は生活するための場所であり、さいたま副都心をした経済圏と東京の首都圏を中心とした経済圏での商業を中心とした構造になっています。
そのため生活の時間である夜間や祝日などの方が平日の日中の人口よりも人口が多い傾向にあります。
特に東京に隣接する東南部の地域ではその傾向が強くあります。
東南部地域の人口の流入の理由としては都内などに出勤可能であり、都心部と比較して生活に関する費用がかからないことや、子どもを育てるのに都内ではなく、周辺環境を考慮して移住してくる人が多くいるようです。

人口の急増により、将来的な急速な高齢化の懸念も

現在は人口が増加し、比較的若い世代が移り住んでいます。特に越谷市の場合には、商業と住空間、そして環境との共生ということでレイクタウンが作られました。
しかしひとつ懸念されることは、急速な若年層が流入することによって将来的に引き起こされる可能性のある地区全体の高齢化です。
例えば1970年代に全国に建設された大型の団地では現在高齢化が進んでいる地域が多くあります。そうした地域というのはもともと大規模な開発が行われた際に移り住んだ人がそのまま居住を続け、その結果として高齢化が進んでいったのです。
現在人口が増加している地域は数十年後そうした急速な高齢化に見舞われる可能性があります。
越谷市には越谷市斎場があります。この施設は2005年から供用開始となった比較的新しい斎場です。4つの葬儀式場を併設した火葬施設であり、越谷市のみならず、松伏町、吉川市の住民でも利用することができます。