越谷市斎場の必要性は

民間の技術や資金を導入した最新の斎場越谷市斎場

越谷市斎場は越谷市が所有は越谷市にありますが、供用開始の2005年から20年間はPFI越谷広域斎場株式会社に管理、維持運営を委託しています。管理運営に関して民間企業に委託をしてはいますが、公営の斎場です。
関連地域としては、越谷市、吉川市、松伏町があり、同市の住人であれば住民価格での利用が可能です。広域公営斎場として十分な規模となっており、火葬施設は通常の火葬炉が14基と動物火葬炉が1基あります。同時に火葬可能な数は7となっており、告別室、収骨室がそれぞれ7室、そして待合室が14室あります。

そもそもなぜ公営斎場が必要なのか

近年、火葬やお墓ということに関する問題は喫緊の課題となっています。以前は火葬を行う施設というのは民間のものが全国的に多く利用されていました。しかし、そうした施設が老朽化により利用が難しくなってきたことを受けて、自治体でそうした施設への対応を行うようになっているのです。
全体の流れとして、火葬施設を公的な施設として対応しようということになっています。火葬施設の公衆衛生としての面や遺体を処分するという役割の面で事件性なく火葬を進めていくためです。

葬儀関連施設であるため市街地に作るのは困難

火葬施設というのは、その施設の性質上、周辺の地域との折衝が必要になります。多くの人が訪れるということ、またその施設が弔事に関わる施設であるということ、そして周辺の環境に影響を与える施設となっていることから、嫌悪施設とされることが多く、住宅地などに建設することはできません。現在建設予定の公営斎場は住宅地を離れた山間部や臨海地域等に作られていることがほとんどです。

増林地区に建設された越谷市斎場

越谷市斎場は、越谷市の主要鉄道駅からは少し離れた増林地区に建設されました。増林地区は越谷市の体育関連施設など多くの敷地を必要とする施設が集中している地域です。周辺の落ち着いた環境と関連地域である、吉川市や松伏町からもアクセスがしやすい立地となっています。
越谷市斎場は火葬施設だけでなく、葬儀式場も併設した施設です。そのため、葬儀を行う際にも利用が可能です。そのため、葬儀を行ってから同じ敷地の中で火葬も執り行うことができます。
80人規模の式場であるため、家族葬や通常の規模の一般葬なら十分に対応することができます。公的機関である安心感や葬儀を行ったあとの移動の手間が省けるという点で利便性の高い式場となっています。
越谷市、吉川市、松伏町で葬儀を行う際には、火葬も同じ場所で執り行うことができる越谷市斎場を利用してみてはいかがでしょうか。