~葬儀のマナー~ 髭について

葬儀に参列することになると、当然身なりを気にするかと思います。
その時に鏡で自分の身なりを確認した際に、ふと葬儀に髭を生やしたまま行っても良いのだろうかと思う方もいらっしゃるかと存じます。

では実際のところ髭を生やしたまま葬儀には行っても良いのでしょうか?

葬儀のときの身だしなみに何か疑問がある方や、葬儀のために髭をそるべきかどうか悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧いただき参考にしていただけると幸いです。

葬儀に髭で行くのは基本的にNG

葬儀に髭を生やして行くのはマナー違反なのでしょうか?
実は基本的に髭が生えたまま葬儀に行くのはマナー違反であって良くないとされています。
ではなぜ葬儀に髭を生やして行ってはだめなのでしょうか?

では、葬儀の髭について詳しく解説していきます。

清潔感が大切

なぜ葬儀に髭を生やして行ってはいけないのかというと、葬儀の場では清潔感のある格好が求められるからです。

一般的に葬儀のようなフォーマルな場では、周りから見たときに、その髭が清潔感があるとは言えないと感じる人がいた場合、清潔感がなくマナー違反だということになります。

フォーマルな場での髭を良しとしない人の中には、髭を見ただけで髭をそることもできないなんて非常識な奴だ、なんて思う人もいるかもしれません。

髭に限らず、マナーについては清潔感など、その恰好がその場に適しているかどうかというのは周りの人が感じて決まっていくものです。

お互い嫌な思いをしないように、マナーの観点から見てわざわざ微妙なラインで行くのはやめた方が良いかもしれません。

髭が許される場面

基本的に葬儀の場に髭は適していないということでしたが、いくつかの例外もあります。

以下のような場合には葬儀に髭を生やして行っても良いということになります。

高齢者のトレードマーク

まず、葬儀で髭を生やしていても良い場合として、髭が高齢者のトレードマークであるような場合です。

若い人がおしゃれな髭を生やしている場合や、無精ひげなどは葬儀ではふさわしくありません。

ですが、高齢者が何年も前から生やしていて、髭がその人のトレードマークとなっているような場合には大丈夫ということです。

このような場合には髭をそるのが面倒で生えているということもなく、きちんと手入れがされているので清潔感という点からも、葬儀に生やして行っても大丈夫なものとされています。

整っている

髭を生やして葬儀に行っても良いもう一つの場合としては、髭がきちんと整っている場合です。
髭が長すぎず、形や長さがしっかりと整っているものであれば生やして行っても大丈夫とされています。

ただ、やはり整っているかどうかというのも見る人によって感じ方がそれぞれ違いますので、それるならばそった方が無難です。

仕事の関係などでどうしても髭をそれない、またはそりたくないという方は必ず整えてから葬儀に行くようにしましょう。

葬儀での髭についてのまとめ

「葬儀に髭を生やしていくのはダメなのか」について解説させて頂きましたがいかがでしたか?

実は意外といいのか悪いのか分からない部分だったかと思います。

普段から髭を生やさない方は気にならないかと思いますが、生やしてる方は気になるところだったのではないでしょうか。

基本的には、髭はまた生えてきますので葬儀の時に剃って、また生やすのが良いかと思われます。
髭は剃ってもまた生えてきますが、一度与えてしまった悪い印象を元に戻すのは中々難しいです。

髭一つでトラブルにならないように、葬儀のときには剃った方が無難かと思います。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございます。