火葬場が併設されている斎場を利用することの利点とは

火葬場と火葬率の関係

日本の葬儀や埋葬の形式は細かいルールに沿って行われています。もともと現在の葬儀や埋葬の形式が定着し始めたのは1970年代でした。日本では近代以降火葬を中心に様々な政策が進められてきました。そのため、火葬を行うために全国に火葬が可能な施設が作られました。公共の火葬施設が普及していくにつれて国内の火葬率も上昇していきました。こうした傾向は海外でも同様であり、現在急速に火葬の割合が増えている国は火葬設備が増加している国でもあります。火葬施設が整うにつれて火葬率は上昇し、現在では99パーセントを超える割合で火葬を行っているのです。

火葬場が併設されている斎場

また、現在では一般的に葬儀を行う場所は斎場が最も一般的な方法となっています。以前は自宅で行うことも多くありましたが、集合住宅が多くなったことや地域の集会所などで葬儀を行うことがあまりなくなったことから斎場での葬儀が非常に多くなっているのです。斎場には火葬場が併設されているところもあります。
火葬場が併設されている斎場の利点は移動の負担を減らせることにあります。一般的に多くの斎場には火葬施設が併設されていません。そのため、斎場や自宅などで葬儀を行った場合は告別式ののち、出棺をして火葬場に移動する必要があります。この際、霊柩車の手配やマイクロバスの手配が必要になります。火葬場のない斎場を利用してから火葬場に移動するよりも火葬場に併設された斎場で葬儀を行った方がそうした面での負担が軽減できるのです。

お葬式の規模や方式によって考えたい斎場のこと

もちろん火葬場の併設されていない葬儀場で葬儀を行うことに利点はあります。火葬場の併設されている斎場は一般的には駅などから離れた場所にあります。そのため多くの訪問客が訪れる葬儀などの場合はそうした斎場で葬儀を行うことは難しいでしょう。火葬場が併設されている斎場は火葬を行うことに対する条例などから郊外に作られていることが多くあるからです。そのため、お葬式を行うときに弔問客が訪れるのが非常に困難になるのです。

家族葬や小さな葬儀を行うときに

越谷市斎場は越谷市、吉川市、松伏町が共同運営する公営斎場です。その斎場には火葬場が併設されています。亡くなった方や喪主を務める方が越谷市、吉川市、松伏町に在住の場合にはご利用いただくことが可能です。弔問客が少ない葬儀を行うときや家族葬を行うときなどには火葬場付きの越谷市斎場を利用すると良いでしょう。