火葬場付きの斎場を利用する利点とは

家族葬や密葬に向いている斎場

家族葬や密葬など、弔問客が参列しない形式で葬儀を行う際には火葬場付きの斎場を利用することをおすすめします。火葬場付きの斎場と斎場単体の場合ではどのような違いがあるのでしょうか。また、それぞれの斎場にはどのような特徴があるのでしょうか。

火葬場の立地条件とは

火葬を行うためにはその焼却炉が必要になってきます。環境に対する影響、また周辺住民の感情などもあるため、火葬場というのは比較的郊外に建設されます。そのため火葬場付きの斎場は比較的郊外のアクセスが不便なところになることが多いのです。駅前などの好立地の斎場には火葬場が付いていません。そのため通夜や葬儀を行う場合には弔問客が訪れるという意味では非常に便利です。しかし、その一方で葬儀が終わったあとに火葬のために一旦移動を行い、そのあとでもう一度移動することになるため家族としては非常に不便になってくるのです。

規模感と形式によって異なる斎場の立地

斎場を利用する場合、その葬儀の特徴に合わせて葬儀を考えることが大切です。弔問客が非常に多い場合などに規模の小さい斎場を利用すると混乱をきたす可能性もあります。そのため、そうした場合には斎場の規模が大きいこと、そのうえで比較的アクセスのよい場所が好まれます。一旦アクセスのよい場所で参列者を含めて葬儀を行ったうえで、改めて火葬場に遺族や親族などで移動することが好ましいです。一方で、家族葬を行う際にはあまり大きな斎場は必要ありません。また、参列する人間が家族だけであるため、移動のコストを考えると最初から火葬場に近い斎場で葬儀を行った方が効率は良いのです。そのためどのような規模のどのような形式で葬儀を行うかによってその最適な斎場は異なってきます。

火葬場付きの公営斎場、越谷市斎場

越谷市斎場は越谷市、吉川市、松伏町で共同運営されている公営斎場です。公営斎場であるため、安い利用料金で葬儀を行うことができます。しかし、公営斎場であるため、越谷、吉川、松伏に居住の方しか利用することはできません。越谷市斎場は火葬場が併設されている斎場であるため、葬儀が終わったら移動することなく葬儀を行うことが可能です。家族葬や直葬を行う際には利便性がとても高いです。
また320台の駐車場が完備されているため、車でのアクセスは非常に良く、家族葬を行う際に自動車数台でお越しいただくことができます。