葬儀を行う際にまずしなければならない斎場選び

終活で決めるのは業者とお墓だけではない

終活などが頻繁に行われるようになった昨今、葬儀社選びなどに多くのパンフレットを集めたり、インターネットで情報収集をしている方も多くいらっしゃると思います。現在では亡くなる方のおおよそ4割が終活を行っているという調査もあります。しかし、そうした終活の中で葬儀社に注目をするあまり、意外と注目していないことがあります。それは斎場選びです。

実は二種類ある斎場

斎場を大きく二つに分けるとすると民営斎場と公営斎場があります。一般的によく目にする斎場は多くは民間会社が経営している斎場であり、その斎場を利用するということはその葬儀社を利用するということでもあります。民間斎場を利用する利点としては、比較的自由に斎場の利用ができる点です。民間斎場の場合、独自のサービスとして葬儀を行うため、それぞれが望んだ形に近い葬儀を行うことができます。また多くの斎場を所有している葬儀社に申し込んだ場合、たとえ最初に考えていた斎場が空いていない状況だったとしても、近くにある別の斎場で葬儀を行うことができます。そのため、日程を変更せずに予定していた通りに葬儀を行うことができるのです。また比較的交通の便が良いところにあるため弔問客が訪れやすいのもその利点です。

公営斎場の特徴

公営斎場は自治体が運営する斎場です。そのため、利用料金が非常に安いことが利点として挙げられます。また、公営斎場を利用した場合、その斎場の所有者は自治体であるため、自身の希望する葬儀社を自由に選ぶことができます。また、多くの公営斎場には火葬場が付いていることがあります。そのため、葬儀を行ったのち移動をせずに火葬を行うことができます。
もちろん、利用するにはその自治体に居住している必要があります。居住していなくても利用することができることもありますが、そうした場合居住者に比べて料金が割高になる傾向にあります。また、費用があまりかからないことから多くの人が公営斎場を希望しています。そのため、時期によっては斎場が予約でいっぱいであり、しばらく葬儀を行うのを待たなければならない場合もあります。

越谷市、吉川市、松伏町に在住の方が利用可能な越谷市斎場

埼玉県東部地域の越谷市、吉川市、松伏町は共同運営している斎場があります。名称は越谷市斎場で、その所在地も越谷市にあります。しかしほぼ越谷市と松伏町の県境にあり、吉川市にも近い場所に位置しています。故人か喪主が越谷市、吉川市、松伏町に在住している場合利用することができます。同敷地内に火葬場があるため、葬儀を行ったあと火葬場への移動が必要なく、スムーズに収骨までを行うことができます。