斎場の利用について考える
葬儀形式の変化
21世紀に入り、葬儀はその様態を少しずつ変えつつあります。かつて多くの人が行っていた一般葬は、少しずつ家族葬や密葬といった弔問客を伴わない形式の葬儀に変化をしています。その背景には住宅事情などライフスタイルの変化などがあるでしょう。また葬儀そのものに対する考え方の変化もあります。現在では多くの葬儀の費用が公表されており、多くの業者の参入により、価格競争やサービス内容の改善が行われています。
葬儀を行う場所の変化
またここ20年ほどでその会場の変化も顕著となってきています。ある調べによると、1999年の段階で葬儀を行う場所は自宅がおおよそ4割弱、斎場が3割、寺院や教会などが2割強でした。しかしそれから15年が経った2014年の段階では自宅も寺院や教会等の宗教施設も1割を切り、合わせても15パーセントに満たない割合になっています。唯一その割合を増やし、全体の80パーセントを超えるシェアを誇っているのが斎場なのです。
民営斎場の利用
斎場とは、もともとさまざまな儀式を行う場所のことを指していました。しかし現在では斎場は葬儀を行う場所を指すことが多くなっています。一般的にわたしたちが日常生活で目にすることが多い斎場は民営の斎場がほとんどです。民営斎場というのは葬儀業者が運営する斎場です。そのため、そちらを利用するためにはその斎場を所有する葬儀業者を利用しなければなりません。利点としては、その斎場をいつも使っている業者が対応をしてくれるため、葬儀をスムーズに行うことができるのです。
公営斎場の利用
一方、公営斎場はその運営を行っているのが地方自治体のため、公共の施設なのです。そのため使用料金が安いことやあくまで他の式場に迷惑が掛からないことを条件にではありますが、宗教や宗派などに問わず自由な葬儀を行うことができるのです。
埼玉県東部地域にある公営斎場に越谷市斎場があります。越谷市斎場は越谷市、吉川市、松伏町が共同運営している公営斎場で、それらの地域に居住している人であれば比較的安価で斎場を利用することができます。また、火葬場も併設されている施設であるため葬儀を行ったのちスムーズに火葬を行うことができます。
越谷市、吉川市、松伏町に在住で葬儀をお考えの際は一度越谷市斎場の利用を考えてみてはいかがでしょうか。