あらかじめ越谷市斎場の利用を決めておくことによるメリット

越谷市斎場の立地

越谷市は古くから多く川の流れる地域であり、江戸時代から日光街道の宿場町・越ケ谷宿として栄えた街でした。江戸から東北、北陸の物流の拠点としてその河川は利用されていました。交通、運輸の拠点として古くから栄えた宿場だったのです。越谷市は現在ではレイクタウンで有名です。現在のレイクタウンの場所には旧越谷市斎場や見田方遺跡がありました。
新しい越谷市斎場は、旧越谷市斎場から北に位置する松伏町との境界にあたる増林地区に移設されました。

越谷市斎場の利用について

越谷市斎場は2005年から利用されている斎場で、越谷市、吉川市、松伏町の住民を対象とした広域斎場です。県内最大級の公営斎場であり、越谷、吉川、松伏の住民であれば葬儀式場を利用することができます。火葬場に関してはそれらの地域の住民でなくても利用は可能です。なお、住民だった場合には、火葬場は住民割引が適用されます。
越谷市斎場の火葬場は1月1日および1月2日、友引の日は休場日となっています。式場の利用に関してはお正月の三が日を告別式の日にちにするような日程では利用することができません。また利用できる時間帯はお通夜の日の午後4時から翌日の火葬終了時間までとなっています。

公営斎場を利用することによって軽減できる打ち合わせ

公営斎場を利用することのメリットはいくつかあります。そのうちのひとつは公的機関であるという安心感です。葬儀を行う場合、多くの人は時間のない中でどのように業者を選び、式場を選択し、そして火葬までの段取りを選択するのかということで頭を悩ます人も多いでしょう。公営斎場の多くには火葬場が併設されています。そのため公営斎場を利用した際には火葬場までの段取りを省略することができることや火葬場の予約を取る必要性などがなくなるのです。そのため、あとは業者を選択して式の内容の打ち合わせをし、宗教者を選択するだけになります。

亡くなる前にあらかじめ決めておくこと

十分な時間が取れる場合やあらかじめ終活を行っていて全てが決められている場合には慌てず葬儀を執り行うことができます。しかし、多くの場合はそうした準備はしていないことが多いでしょう。また病院に長く入院していた場合など、その対応で葬儀の準備などまで手が回らないということもあるでしょう。そうしたときに冷静に葬儀に関する決定をすることは難しいことだと思います。その中で日程、場所、業者を決定して行くことは難しいことでしょう。そうであるならば、まず場所は公営斎場で決定してしまい、公営斎場を利用可能な日程で日取りを決定してしまうのもひとつの葬儀に対する段取りを早めるうえで大切なことです。