移動のコストから考える斎場の利用

関東地域における家族葬の割合の上昇

近年関東地方では、家族のみで行う葬儀の形式の割合が増えつつあります。故人が非常に高齢で亡くなった場合、弔問客である知人や友人も高齢になっている可能性が高いため、一般的な弔問客を受け入れる形式での葬儀を行うと弔問客に負担を強いてしまうこともあるでしょう。また、関東地方が出身ではなく、その他の地域から移住してきた人も多いため、もともと住んでいた地域の友人知人が出席するとなると多くの負担を強いてしまうことにもなりかねません。そのため、関東地域では家族葬の割合がどんどん上昇しているのでしょう。

通常の葬儀を行う際の移動と搬送

家族葬を行う場合、それほど規模の大きな式場を使う必要はありません。また、多くの弔問客が訪れるのでなければそれほどアクセスに関して気を使う必要もないでしょう。移動に関して言うのであれば、遺体を病院から安置所へ、安置所から葬儀場へ、葬儀場から火葬場に搬送することになります。ご遺族にかんしても同じだけの移動を行わなければならないのです。

越谷市斎場を利用する場合の移動と搬送のメリット

埼玉県にある公営斎場の越谷市斎場は火葬場併設の葬儀場です。そのため葬儀を行ったのち火葬場まで移動するのに霊柩車を利用する必要がありません。また、斎場内に霊安室があるため、葬儀を行うまでそちらに遺体を安置しておくことができます。つまり、遺体に関していうのであれば病院から斎場へ移動するだけで良いのです。また、ご遺族に関しても遺族の控室が宿泊可能であるため、お通夜から火葬まで移動することなく行うことができます。

民営斎場と公営斎場のアクセスの比較

民間業者の建設した斎場は一般的に交通のアクセスのよい場所にあります。しかし火葬などのことを考えた場合、何度も移動を繰り返さなければなりません。弔問客が訪れる分には非常に便利ですが、遺体の搬送とご家族の移動ということを考えるとかなりの労力があるのです。
家族葬を考えるのであれば弔問客のアクセスを考える必要はありません。そのため、多少斎場そのもののアクセスが悪かったとしても移動の回数が少ない方法をとったほうが、移動にかかる時間も、また移動にかかる費用も軽減できるのです。
多くの公営斎場は火葬場があるため周囲の環境を考慮して郊外にあることがほとんどです。しかし、その斎場が式場併設の火葬場であるならば、逆に移動のことを考えるとプラスになることがあります。