広域公営斎場 越谷市斎場の紹介

越谷市斎場の建設にあたった企業

越谷市斎場は、越谷市にある広域公営斎場です。広域公営斎場であるため、単独の自治体の住民にのみ利用されているわけではなく、周辺の松伏町や吉川市の住民にも利用されています。
越谷市斎場は遺体を処理する火葬場としての役割だけでなく、その前段階である葬儀を行う葬儀式場としての役割ももった施設です。
21世紀に入ってから作られた斎場であり、その整備にあたっては越谷市では初めてPFI事業で行われています。PFI事業というのは、民間企業の資金や技術を利用して公共事業が行われているということです。
特別目的事業体としてPFI越谷広域斎場株式会社が設立されており、その建設管理施工を日建設計と大林組が、火葬炉の施工修繕を宮本工業所が、維持管理や売店などを東京ビジネスサービスが、炉や斎場の管理を五輪が担当しています。

越谷市斎場の施設は

全体としては鉄筋コンクリート造となっており、一部鉄骨鉄筋コンクリート造となっています。設備面では火葬炉が14基あり、告別室と収骨室がそれぞれ7室ずつと7件の火葬が同時に行えるようになっています。また動物の火葬を行える火葬炉も1炉併設されています。
葬儀に関する施設としては式場が4室あります。全ての式場が同じサイズの式場となっており、80人の定員となっています。また、より人数が多い葬儀に対応するために、その4室のうち2室は、間の壁を取り除いて160人の定員の葬儀場として利用することも可能です。
また、葬儀に関連する用品や軽食などを販売している売店もあります。
葬祭場の利用は前日の16時から翌日の葬儀終了時間まで、最長で14時までとなっており、お通夜から葬儀、そして併設の火葬施設で火葬まで行えるようになっています。

お通夜前から火葬まで対応が可能

また葬儀を行う前に遺体を預かることができる霊安室も設備されています。亡くなってから火葬を行うまでには24時間が経過していなければならないことは法律で定められています。
現在では亡くなってから一時的に遺体を安置し、そのあとで通夜、葬儀、火葬と行っていくのが一般的な流れです。地域や諸事情によっては通夜の前に火葬を行うこともあります。
住宅事情によっては、葬儀式場に遺体を搬送する前に遺体を一時安置する場所がない場合もあります。越谷市斎場ではそうした場合にも対応できるように式場を利用する方に限って霊安室が利用可能となっています。

越谷・吉川・松伏に対応した斎場

越谷市斎場は葬儀や火葬などおくやみに関することを総合的に行うことができる施設です。越谷市、吉川市、松伏町で葬儀を執り行う際には越谷市斎場の利用を検討してみてはいかがでしょうか。