葬儀のときに気を付けたい防犯トラブル

 香典の盗難などトラブルが起こることもある

葬儀に関する意外なトラブルとして防犯トラブルがあります。葬儀を行っているときには普段と違い多くの人が訪れることになります。

また香典など現金のやり取りが多くなされることになります。そうした現金などが狙われたりすることになるのです。 不特定多数の人間が自宅に訪問するという珍しい機会 そうした盗難が発生する原因として葬儀の際には非常に多くの人が訪れることになることがあります。

葬儀の多くが葬儀式場で行われるようになった現在ですが、仮通夜などを自宅で行うこともあるでしょう。また葬儀は葬儀式場で行うものの、親戚などがその近くにある喪主の家に宿泊することなどもあります。

こうした場合、普段とは異なり非常の多くの人がその家に出入りすることになります。一般葬の場合、訃報を新聞などに掲載することもあるでしょう。

そうした場合、弔問客として多くの人がその家に訪れることになります。もちろんそうした方の中には顔見知りではないこともあるでしょう。

喪主が葬儀の準備や弔問客への対応をしているなか、そうした知らない方が自由に自宅の中に入れるという状況は非常に危険な状況でもあります。

葬儀のときとは言えども、盗難には気を付ける

もうひとつの盗難が発生する状況は葬儀式場での香典の盗難です。通常香典はお通夜や告別式の会場の入り口で預かります。

受け付けは一般的に親族の人で行うことが多いですが人手が足りないときなどは式場のスタッフに依頼することもあるでしょう。式が始まる直前までは親族が受付を行っていたものの、実際式が始まってからは受付にだれもいないという状況や、式が始まるときにスタッフに交代するというケースもあります。

こうした際に香典を誰が管理しているのか分からないという状況になり、気が付けば香典がないということもあるのです。
親族には式場のスタッフの顔がわかりません。反対に式場のスタッフには親族の顔がわかりません。

大家族の場合には親族の顔もわからないということもあるでしょう。特に公営斎場の場合は多くの人が出入りします。越谷市斎場のように同じフロアに他の式場があるケースの場合、受付にものを置いていかないようにするなどの注意が必要です。常に万が一ということを考えて全員が行動をする必要があるのです。

まとめることや決めておくことが大切

こうした状況を避けるためには、まず全ての段取りをきちんと喪主が統括するということが大切です。葬儀に関する取り仕切りをする親族はきちんと決めておき、特にお金に関するものやもてなしに関するものに関して、誰が行うのかということをしっかり決めておくことです。また必要になるものをまとめておくことも大切でしょう。

例えば、関連書類は必ずひとまとめにして書類ケースに入れておく。香典については専用の手持ち金庫に入れて決められた人が肌身離さず持っておくようにする。
葬儀という非日常の空間でこそいつも以上の注意が必要になるのです。