現在も成長を続ける越谷市 その葬儀に関する施設とは

交通の要衝水郷こしがや

越谷市は、昔は水郷こしがやと呼ばれ、江戸から北へ向かう際のひとつの水運の拠点として栄えた地域です。現在では武蔵野線と東武伊勢崎線が交差する交通の要所となっています。
越谷と言えば何より有名なのは越谷レイクタウンでしょう。越谷レイクタウンは大相模調整池の周辺に作られた大型のショッピングモールです。三棟合わせると店舗数は710、駐車場は10,000台以上と非常に大きな規模となっています。
人と自然に「心地いい」をテーマに作られており、かつての「水郷こしがや」の名に合った施設となっています。

イオンレイクタウンの場所にあった越谷市斎場

2008年に開業したイオンレイクタウンですが、それ以前にはその敷地内の一部に越谷市斎場がありました。越谷市斎場は越谷の弔事施設であり、越谷市の施設として火葬を引き受けていました。老朽化した越谷市斎場は現在では移転し、イオンレイクタウンから北に4キロほど、徒歩で1時間くらいの場所にあります。
越谷市のみならず、松伏町、吉川市の住民も利用できる施設として2005年から供用を開始しています。

お通夜から火葬まですべて執り行うことができる越谷市斎場

越谷市斎場は火葬場だけでなく、葬儀を執り行う式場も併設しています。80人の定員の式場は家族葬や通常のサイズの一般葬を行うのには十分なスペースとなっています。
葬儀を行うときにはさまざまな手配を行わなければなりません。そうした手配の中には、式場の確保のほか、祭壇の手配や移動手段の確保などが必要になります。
越谷市斎場を利用する場合、式場の手配のほか、火葬場、祭壇の手配を含めて行うことができます。祭壇に関しては自身で手配をすることもできますが、越谷市斎場には常設の祭壇が設置されているため、その祭壇を利用して葬儀を執り行うこともできます。

公的機関であるため場所の間違いも少ない

火葬場併設の公共の斎場を利用する利点というのは何よりも場所が明確だということです。公営施設であるため、一般の民営の斎場とは異なり場所の説明が簡易であるということ、また葬儀から火葬に移る際に移動の負担がないということも、そうした火葬場併設の式場を利用する利点のひとつです。
また公共の施設であるという安心感も公共の斎場を利用する利点です。
越谷市斎場は2005年に供用が開始された公営斎場です。そのため従来の火葬場や斎場のイメージとは異なり、明るくて開けたイメージとなっています。