葬儀の費用、トラブルにならないために
葬儀で気になるその費用とは
葬儀を行う際にはその予算なども気になる要素のひとつだと思います。多くの葬儀の料金などを見比べてみると、葬儀一式として葬儀に必要な棺や祭壇、花などの料金は含まれていますが、式場の料金などに関しては明記されていないこともあります。葬儀には多くのことに関して費用がかかります。そうした費用がどのようなものに対する費用なのか、葬儀全てを行うためにどのような項目が必要なのかということを把握する必要があります。
実際の費用の内訳の品目は
確実に発生する費用としては棺や骨壺などの費用、そして火葬を行うための費用が必要になるでしょう。こうした費用というのは火葬して供養するために必要な費用です。また自身で遺体を搬送することは難しいため、遺体の運搬費用や遺体の一時安置のための費用も必要になります。また安置しているときの枕飾りなどの小さな祭壇の費用も必要になります。また遺体の一時保存のために保冷剤やドライアイス、エンバーミング、メイクアップの費用なども必要になります。
直葬などの通夜と告別式を全く行わない形式でなければ、式を執り行うための費用が発生します。式を行うための費用とは、式場の利用料金、式を行うための祭壇の費用、遺影写真の費用や白木位牌、焼香の道具、参列してくださった方への会葬礼状や返礼品の費用が必要になります。また飲食接待費や宿泊費なども必要になることがあります。
また自宅での飾りや送迎の費用、場合によっては送迎などのタクシーやマイクロバスの費用も必要になるでしょう。
比較するときには必ずその品目を確認すること
葬儀の費用を考える際には、その品目について確認する必要があります。提示されているプランの価格が安かったから依頼したのだけど、いろいろなものを追加しているうちに気が付いたらすごく費用が高くなってしまったということもありえます。実は、特に高めの料金設定をしている業者でなければ費用にそこまで大きな差はないのです。
費用の中で大きく料金を変化させる可能性がある項目というのは、式場に対する料金と祭壇に関する費用です。こうした費用を見直すことによって葬儀に関する費用を抑えることができます。
そうした費用などについて明示されている業者であれば比較検討を行うことはできますが、そうでない場合はそもそもそうした費用が含まれているのか、また費用が具体的にいくらなのかということが判断できないということもあります。
式場の料金を抑えるのであれば公営斎場の利用も
そうした式場や祭壇の利用料金に対してひとつの基準となるのが、公営斎場を利用した際の料金です。全ての自治体に公営斎場があり、またその斎場に式場があるわけではありません。しかし、多くの自治体にはそうした弔事に対する施設が用意されています。
そうした公営斎場というのは公的な施設であるため、特に大きな利益を含めて料金設定されているわけではなく、その地域の中でも少し低価格で設定されていることがほとんどです。
葬儀をいざ行う段になってからそうした費用に対しての情報を入手し始めても時間がない、という状況もありえます。まずは、葬儀を将来的に行わないといけないという段階で、斎場の費用や祭壇の費用を知っておく必要があるでしょう。
埼玉県南東部の地域には埼葛斎場、三郷市斎場、越谷市斎場があります。埼葛斎場は春日部市、蓮田市、白岡市、杉戸町に、三郷市斎場は三郷市に、越谷市斎場は越谷市、吉川市、松伏町に対応しています。葬儀を将来的に行わなければならないというときにはそうした公営斎場の利用料金を確認してみてはいかがでしょうか。