誤解を招きやすい「斎場」という言葉

斎場という言葉で会話すると誤解を招くことも

斎場という言葉は地域によって意味合いが異なる場合があります。「斎場=火葬場」という認識をしている地域もあれば、「斎場=葬儀式場」もしくは「斎場=葬儀全般を行う場所」という認識をしている場合もあります。こうした違いというのはなぜ起きるのでしょうか。
斎場という言葉を調べてみるともともとは儀式を行う場所のことを指していたようです。しかしその言葉が少しずつ変化して行き葬儀に関する儀式を行う場所として斎場という言葉が使われるようになりました。葬儀に関する場所を斎場と呼ぶようになってから、火葬場のことも斎場と呼ぶようになりました。ひとつには火葬場という言葉があまり施設名としてイメージが良くないという背景もあったのでしょう。火葬場を表現する際に、あまりなじみなかった斎場という言葉が使われるようになったのでしょう。

地域によって意味合いが変わってくる理由は

その言葉が地域によって意味合いが変わってくるのは、公営斎場の影響が大きいように思えます。公営斎場というのは自治体や自治体が作った事務組合や公社、また自治体が業務委託などを行った業者が運営する葬儀関連施設のことです。葬儀関連施設というのは、葬儀を行う式場、そして火葬場、またその両方を指す場合があります。斎場にどこまでの施設が設置されているのかは自治体によって異なるため、その地域によって斎場という言葉の意味が異なるのでしょう。例えば公営斎場が火葬施設しかない地域では、斎場といえば火葬施設のことを指すことになります。また火葬場に式場が併設されている場合には式場という意味で使うこともあるでしょう。
そのため、通夜や告別式に伺うときに「斎場はどちらですか?」という形で質問をしてしまうと相手に火葬場の場所をきいているのだと勘違いされる可能性もあるのです。質問をするのであれば「お通夜や告別式はどちらで執り行うのですか?」という質問や、「火葬はどちらで行うのですか?」という質問であったほうが誤解のない返答が返ってくることになるでしょう。

越谷市斎場の設備はどのようなものがあるのか

2005年に供用を開始した現在の越谷市斎場は火葬場だけでなく葬儀を執り行う式場も含めた総合的な葬儀に関する施設となっています。葬儀を行う前に遺体を安置する安置スペースや通夜と告別式を行うための葬儀式場、通夜と告別式の間に遺族の方が宿泊するスペース、そして遺体を火葬するための火葬炉とそれに付随した待合室などがある総合的な葬儀に関する施設となっています。

広域公営斎場であるため越谷市以外の自治体も

対応地域は斎場のある越谷市だけでなく、周辺の吉川市や松伏町も含めています。その二市一町に在住であれば住民価格で葬儀を執り行うことができます。対応の地域で葬儀を行う際には葬儀から火葬まで全てを行うことができる公営の施設、越谷市斎場の利用を検討してみてはいかがでしょうか。