埼玉県東南部地域における自治体のおくやみのサービス

そもそも地方自治体の役割とは

地方自治体はその住民に対して適切な住民サービスを提供するために存在しています。暮らしや生活に対するサービスの提供、戸籍や住民票などの各種手続き、子育てや教育、生涯学習などの育てることに対するサービスの提供、福祉や保健医療に対するサービスの提供、また租税の徴収などそのサービスは多岐に渡ります。

公共サービスを行う規模を決めることは困難である

こうしたサービスを行うことに対して最適な規模や体制はどのようなものなのかというのは政治の現場でも、また政治経済学者の中でもさまざまな意見があります。そのひとつの論点としては幸福度の最大公約数がどこにあるのかという議論になります。
さまざまな解釈はありますが、サービスを十分に行うための予算が確保されるためにはある程度の規模が必要になります。しかし、一方であまりに規模が大きくなりすぎるとその要望が多様化してしまうため、サービスに対する費用対効果や満足度が低下してしまうという傾向にあります。

適したサイズでの公共サービスの提供

最も良い公共サービスの提供の方法としてはそのサービスの内容に対して最も適した規模でのサービスを提供することです。単純に市町村などの地方公共団体でのサイズで施策を行うのではなく、行う内容に対して最も適した行政規模で対応を行うのです。
埼玉県東南部地域の場合、埼玉県東南部都市連絡調整会議という形で、草加市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町の5市1町での会議を行っています。公共施設の相互利用やゴミ処理に対しての共同事業など、単一の自治体での対応よりもより広域での対応が好ましい事業に対して広域行政を行っています。

おくやみに対するサービスの最も良い提供方法として

この埼玉県東南部都市連絡調整会議で行われた事業のひとつとして越谷市斎場があります。斎場の新設や改修はこれから増加していく死亡者数に対して対応するための自治体の喫緊の課題です。その結果、越谷市斎場は2005年に新設され供用を開始しています。その関連地域は越谷市、吉川市、松伏町となっています。
越谷市斎場は広域公営斎場として現在も利用されています。公営斎場であるため、葬儀から火葬まで、総合的な葬儀に関する執り行いができるということ、そして公的施設であるため、公的な料金で式場や火葬場が利用できるということが利点としてあります。
越谷市、吉川市、松伏町で葬儀をお考えの際は越谷市斎場を利用してみてはいかがでしょうか。